① 何が起きた?
普段は情報を集め、比較し、リスクを洗い出してからでないと動けない性格のはずなのに、人生を振り返ると、何度か「なぜあの時だけ、ろくに調べもせずに決めてしまったのだろう」という場面がありました。
② 当時どう感じた?
進路を決めるとき、住む場所や新しい環境に飛び込むとき、あれほど大事にしていた慎重さがどこかに消えて、勢いだけで判断してしまうことがありました。そして大抵、その決断だけがうまくいかない結果に終わっていました。
③ なぜそうなったのか?
慎重さそのものがエネルギーを使う行為であり、疲れきったタイミングで大きな決断を迫られると、「もう考えたくない」という気持ちが先に立ってしまいます。さらに、慎重な人ほど「自分はよく考えてから動く人間だ」という自己認識があるため、勢いで決めた選択も後から正当化してしまい、軌道修正が遅れていました。
④ そこから何に気づいた?
重要なのは「いつも慎重に」でも「たまには思い切って」でもなく、自分がどんな時に思考の燃料切れを起こしやすいかを知っておくことでした。
⑤ 今ならどうする?
重要な決断ほど疲れきったタイミングを避け、あらかじめ「最低限これだけは確認する」という項目を、元気なうちにリストにしておくと思います。