① 何が起きた?
1歳の子どもが、いろいろなものに触れて遊ぶようになりました。目の前のものを手に取り、触り、動かしてみる。大人が使っているものにも興味を示します。壊れそうなものを取り上げる、散らかしたものを片付ける、危ないことをしないよう注意する。子どもが遊べば遊ぶほど、親の仕事は増えていきます。そんなとき、ふと「自分は本当に子どものために止めているのだろうか。それとも、自分が困るから止めているのだろうか」と思いました。
② 当時どう感じた?
遊びを止める理由の中に、自分の都合が混ざっているのではないかと感じました。
③ なぜそうなったのか?
壊れるかもしれない、散らかる、けがをするかもしれない。どれももっともな理由ですが、その中には、片付ける時間を減らしたい、余計な仕事を増やしたくない、自分の予定を邪魔されたくないといった、大人自身の都合も含まれています。親にも生活があり、疲れて余裕がなくなることもあります。止めること自体が悪いわけではありませんが、自分が面倒だと感じたとき、その感情を「子どものため」という理由に置き換えていないかは、考えてみる価値があると思いました。
④ そこから何に気づいた?
大人は効率を考えますが、子どもは同じものを何度も触り、落とし、振り、音を聞くことで、自分の感覚を使って世界を知ろうとしています。大人が仕事を通じて経験を積むように、子どもは遊びを通じて成長しているのだと気づきました。遊びは子どもにとって、世界を知るための仕事なのかもしれません。ただし、何でも自由にさせればよいわけではありません。1歳の子どもは危険を十分に判断できないので、好奇心を尊重することと、危険を放置することは違います。だからこそ、止める前に環境を変えることを考えたいと思いました。
⑤ 今ならどうする?
今なら、子どもが何かに触れたとき、まず危険性を確認します。危険がなければ、すぐに止めずに少し見守ります。壊れて困るものは片付け、危険なものは手の届かない場所に置き、代わりに安全に触ったり動かしたりできるものを用意します。自分が疲れているときは無理をせず、遊び方や環境を調整します。