① 何が起きた?

買い物中、子どもを買い物カートに乗せていたときのことです。子どもがエレベーターのボタンを押そうとしたため、それを止めようとカートを引いた瞬間、カートのバランスが崩れ、子どもがカートから落ちてしまいました。幸い大きな事態にはなりませんでしたが、かなりヒヤッとしました。

② 当時どう感じた?

子どもが緊急ボタンなど周囲に迷惑をかけかねないボタンを押してしまう前に止めようとした、自分の行動自体は間違っていなかったはずなのに、それが別の事故につながってしまったことに戸惑いました。

③ なぜそうなったのか?

一つのリスク(ボタンを押してしまうこと)を避けることに意識が集中し、別のリスク(カートのバランスが崩れること)を見落としていたのだと思います。幼児は大人のように先のリスクを考えて行動するわけではなく、目の前にあるものに好奇心のまま動きます。だからこそ、大人が「そんなことをするとは思わなかった」と考えている瞬間に、事故が起こりやすいのだと思います。

④ そこから何に気づいた?

子どもを見守るときは、今起きていることだけでなく、「次に何をしようとしているか」を見る必要があると気づきました。さらに、危険な場所にいるときだけ注意すればいいわけではなく、安全に見える場所でも、大人自身のちょっとした動作によって状況が変わることがあります。「子どもが何をしようとしているか」「自分が次にどう動くか」「その動きで子どものバランスが崩れないか」まで考える必要があるのだと思います。

⑤ 今ならどうする?

今なら、事故が起きてから対処するのではなく、リスクを少し先読みしようと思います。「止めなければ」と思った瞬間に、その対処自体が新しいリスクを生まないかを、もう一段階考えるようにします。