① 何が起きた?
人事の仕事で、経営側からの一方的な指示と、現場の従業員からの不満の両方を受け止める立場に置かれた時期がありました。どちらの要望にも十分に応えられず、間で押しつぶされるような日々が続き、ある日、涙が止まらなくなったことがありました。
② 当時どう感じた?
「自分の対応が悪いから、うまく板挟みを乗り越えられないのだ」と、自分を責め続けていました。
③ なぜそうなったのか?
今振り返ると、板挟みの構造そのものが、個人の対応力だけで解決できる範囲を超えていました。決定権のない立場で、両側の要望を仲介する役割を担わされていたことに、無理があったのだと思います。
④ そこから何に気づいた?
板挟みで涙が出るほど追い詰められるのは、弱さの証拠ではなく、構造的に無理のある役割を引き受けていたサインでした。
⑤ 今ならどうする?
今なら、板挟みの状態が続くときは、自分の対応力を疑う前に、その役割自体が適切に設計されているかを確認すると思います。